この度、twitter雑記というカテゴリーを新設しました。
自分のtwitter上で話題にした事柄について、記録を残したり、深掘りとして、ゆるっと更新していきたいと思います。よろしくお願いします。
2018年12月30日、twitterでこんな企画を見かけました。
幻冬舎の編集者、箕輪厚介さん(@minowanowa)のツイートです。
1年間準備していたエクソダス。
2018の最後についに始動。出版の民主化が始まります。プロではなくても小さく熱い支持があれば出版できる世界をつくります。
みなさんの出版企画を書いて応募してシェアお願いします。EXODUS https://t.co/Q4VDqeoTH3
— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) December 29, 2018
箕輪厚介さんについて
箕輪厚介さんについてはこのあたりの動画やツイートをご覧ください。
— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) February 25, 2019
— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) February 25, 2019
jpopぽく。 pic.twitter.com/D83uES6cgc
— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) February 25, 2019
2018年末、「EXODUS」が立ち上がる
1年間準備していたエクソダス。
2018の最後についに始動。出版の民主化が始まります。プロではなくても小さく熱い支持があれば出版できる世界をつくります。
みなさんの出版企画を書いて応募してシェアお願いします。EXODUS https://t.co/Q4VDqeoTH3
— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) December 29, 2018
ちょうどこのころは、漫画アシスタントの週1需要についてアンケートをしていたり、「漫画家になれるのは1,000人中1人」というツイートを見かけたりして、漫画家になれなかった999人側の人間として思うところがあったタイミングで。
漫画家になれなかった999人のうち、2〜3人は「アシスタントとして業界に残る道」を選んでもらうようにしたい。
漫画家さんに2〜3人のアシスタントがつけば、そこそこスムーズに連載できると、経験してみて思うからです。脱落して終わりなんてもったいなさすぎる。漫画に熱意のある999人なのだから。 https://t.co/pvHM6BmMJw
— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) December 7, 2018
そういった流れをふまえて、『漫画家になれなかった999人/1,000人のハローワーク』という本の企画を思いつきました。
#EXODUS
『漫画家になれなかった999人/1,000人のハローワーク』
みたいな企画本(電子書籍がいいだろうなぁ)を考えた。
いろいろな漫画の道を集めた本。
私は漫画家アシスタントのことしか書けないので、他の道(漫画講師など)は共著か寄稿ということで別の方々のご協力がないと成立しない点がネック— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) December 30, 2018
企画出すだけ出してみるか。
判断は先方。
人は巻き込みながら集めていけばいい。— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) December 30, 2018
思い立った勢いに乗って「あらすじ」と「目次」を用意して、本当にEXODUSの企画に応募することに。
【RTと、期待の「いいね」希望します】
みけちくわさんの本 「漫画家になれなかった999人/1,000人のハローワーク」 https://t.co/hldExrGoWm#EXODUS CAMPFIRE様のクラウドファンディング×幻冬舎様の編集力・宣伝力がコラボした出版モデルに企画を投稿しました。
999人も主役になれる本にします。
— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) December 30, 2018
リンク先から「あらすじ」だけ読めるので、引用します。
『漫画家になれなかった999人/1,000人のハローワーク』
漫画の文化は、漫画が好きな子どもや大人たちのおかげで成り立ち、今日まで続いています。
皆さん自身や、皆さんのまわりに「将来は漫画家になりたい」と言う子がいたことでしょう。【漫画家を目指してデビューできるのは、1,000人中たった1人】という統計があります。
脚本、演出、美術、作画、努力、精神力、運、編集者との交渉力、アシスタントとの協力関係など、憧れの力だけでは成しえない職業。
1,000人のうち999人は、いずれかの力が至らず、夢を実現できなかったことになります。しかし。
その999人も、絵が描けない人にとっては、類まれなる才能の持ち主。
漫画の文化に力強く貢献できる、情熱と能力を持つ人たちです。漫画家になる夢が破れたとき『漫画の道』は終わるのでしょうか?
そんなことはありません。本書では、漫画家になれなかった1人である著者が、998人に向けて、それまでの努力を無駄にしない『次なる漫画の道』を伝えます。
公開後、42件のリツイートと59件のいいねをいただき、コメント付きのリツイートでも話題にしていただきました。
漫画は実は漫画家を目指している時点で様々なスキルを習得しているので、プロ手前の漫画家には実は色々とできることがある……。同人誌を出したことがあるだけで、印刷に関しては一般人よりだいぶアドバンテージがある。 https://t.co/7JOPmBQfPM
— 架神恭介(ダンゲロス1969連載中) (@cagamiincage) December 31, 2018
どの漫画家さんにも「あれを描きたいけど苦手だから」という分野はある。背景が、メカが、ドレスの装飾が……etc
そんな漫画家さんをお支えする仕事がある。そんな漫画家さんたちを何人もお支えしてきた、みけちくわさんだからこそ書けるものだと思います。https://t.co/XOJ3e25VU4
— 姫月彩良ブリュンヒルデ@DYRA連載再開 (@sbrynhildr) January 1, 2019
ありがとうございました。
「1000人読みたい人がいたら本作ろうよってサービスがエクソダス」
応募からの連絡待ちの期間中に見かけた、EXODUSのコンセプト。
1000人読みたい人がいたら本作ろうよってサービスがエクソダスです。これだけ好みが多様化してるのに一万部売れなきゃビジネスならないって不自然だよね。
— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) January 30, 2019
「元・漫画家志望者のための本は一般受けしにくいから、商品にならないだろうな」
・・・という気持ちはありましたが、『漫画家になれなかった999人/1,000人のハローワーク』というタイトルと通じるものがあって、企画が採用されるといいなぁと期待値を少し上げて待機していました。
3月18日に、#EXODUS の審査結果が届きました。
私の企画は見送り(不採用)となりました。
応援いただいた皆さま、関心を持ってくださり、ありがとうございました😊引き続き、小さな声ですが、ブログやtwitter等で、私の経験を通した発信を続けてまいります。https://t.co/FZaYUICnwW
— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) March 19, 2019
審査の結果・・・
しかし結果は不採用となりました。
不採用の理由まではわかりませんが、小さな声を拾っていただけなかったのはEXODUSのコンセプトと矛盾を感じて、すこし残念な気持ちになりました。
ただ、箕輪さんが編集を担当された堀江貴文さんの『多動力』や前田裕二さんの『メモの魔力』のように、私の『漫画家になれなかった999人/1,000人のハローワーク』が誰かの人生を爆上げするような内容を提供できるか?という視点に立つと、やはり弱いと思うので、不採用については納得しています。
採用になった企画を一部ご紹介
ということで、今回、晴れて採用となった企画を一部ご紹介します。
著名人の方の書籍だけでなく、多くの方にスポットが当たることは素晴らしいことなので、EXODUSのような取り組みがどんどん出てくる世の中になってほしいなぁと思います。
👉じつは、元旦に出していた#EXODUS の企画が
一次審査を通過したとの連絡を
今日いただきました。産後うつに苦しみながら
我が子を守るために立ち上がり
幸せに生きるため
SNSを通じてこれまで起こしてきた
行動を、綴ります。果たして締め切りまでに序章を
書き上げられるのか。挑戦です。 https://t.co/xWXLajrXne— リトマム⭐魅力をデザイン✨EXODUS執筆中🔥4/10迄 (@Little__mom) March 18, 2019
元旦に応募していた #EXODUS から審査通過のメールが来てました。
4月10日までに5000文字の序章を提出で、遅れたら終了らしいです。
今、クラファン事業が忙しくなってるし、本当に本を出すのは今がいいのか考えています。
出版のクラファンがどんな感じか見てみたいとは思います。 https://t.co/BCjsftQ836
— 加藤路瑛@親子起業の中学生社長 (@crystalroad2006) March 18, 2019
追記:EXODUSその後について
第1期にスタートした企画について、作家さん向けに説明会があったようです。
【EXODUS遂に始動⚔】
幻冬舎×CAMPFIREの新たな出版モデル「EXODUS(エクソダス)」がいよいよ動き出そうとしています。
本日は作家さん向けの説明会を行いました。
続報はこちらのアカウントでも発信していくので、是非フォロー頂き、楽しみにしていて下さい。https://t.co/ImBQMfTsoA pic.twitter.com/xtWJJclUO1
— EXODUS|エクソダス (@EXODUSjp) April 24, 2019
#EXODUS 顔合わせ🌟
エントリーの皆さんに会えて
本当に嬉しかった…!!無事に名刺もお渡しできました✨🥰
このメンバーはなんと
300人の応募者の中から選ばれた
10名であったことが判明….🔥選ばれなかった方々の企画の分も
🔥私達が頑張って#EXODUS を盛り上げていきます….!! https://t.co/mWGKDmqDSP
— リトマム⭐7/8 #EXODUS 産後うつ経験者だけど出版目指してます👇 (@Little__mom) April 24, 2019
300分の10~
👉そうなんです…!!
これからの#EXODUS クラファンは
🔥All or nothing..🔥
最低250万円
集めなければならず…!!その費用は…
ほぼほぼ全て
書籍化のための費用に
充てられます….!達成するか、しないかで
企画の命運が決まります…🔥皆さんの応援が…
文字通り本を創るのです…! https://t.co/VeB8WM96v8— リトマム⭐7/8 #EXODUS 産後うつ経験者だけど出版目指してます👇 (@Little__mom) April 24, 2019
んん・・・?最低250万円集められなかったらお釈迦になる・・・?
>RT ということは、出版の旧ルートでは書籍化決定までに250万円以上の予算が組まれていたということか。
著者や読者がお金を集めなくてはならないルートというのも、なかなか「やさしく」はない。
真に求められれば本にはできる、か。— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) April 24, 2019
EXODUS代表者の一人、家入さん(@hbkr)の「やさしいかくめい」にひっかけています。
ていうか作家が250万円集めて、幻冬舎さんは編集・(印刷)・販売するだけでしょうか?
随分と楽(大きな予算がいらない)で確実(クラウドファンディングで需要の度合いを把握できる)な出版方法を見つけましたね・・・
私の企画は審査通らなかったので説明会の内容は知る由もないけど、集められるかわからない250万円オーバーを目標に数カ月活動するリスクを追うのは乗れない構造だな。
よほど手元に生活に回せる余剰資金があればいいけど。無理無理。— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) April 24, 2019
この一言に尽きます。作家側のリスクが大きすぎます。
ていうか24日締め切りだったので説明会参加すら無理だったw
漫画家になれなかった人たちへの本のために漫画家さんとのお仕事の優先度下げるわけにはいかないよ。
審査通らなくて逆によかったのか。
書く時間が回せそうだったらnoteにでも書きますが、それよりやりたいことが今は他に沢山あるわ…— みけちくわ🐥🍀漫画背景、イラスト (@mike_chikuwa) April 24, 2019
構造的に、私とはもともと相性の悪い企画だったようです。
100万円程度ならいざ知らず、250万円とは・・・。すでにある程度の知名度や支持者がいないと難しいやり方でした。
逆に言うと、「企画はあるし、支持者も一定数いる。あとは出版社だけだ!」という方はマッチしていると思います。
いずれにせよ、企画を生み出せて、需要があって、応援があって、頑張れる方の、熱意と時間と労力は報われてほしいと思います。
企画への参加を続投なさっている作家の方々が、良い結果を得られますように。